はじめに
クレジットカードの支払いの遅れを、誰にも相談できずに悩んでいませんか?
預金口座への入金忘れであれば、すぐにカード会社に連絡し、遅れて支払いを済ませれば多くのカード会社では2〜5営業日ほどで利用を再開できます。
しかし、支払い遅れが重なると、残金の一括請求となったり、裁判に発展して財産や給与が差し押さえられたりするおそれがあります。
今回は、カード返済の支払い期日を過ぎた場合の対処法や返済が難しいときの相談先について解説します。
カード返済の支払い期日を過ぎた場合の対処法
1.分割払いやリボ払いへ支払い方法を変更する
支払い予定の金額に対して口座残高が不足している場合は、分割払いやリボ払いへ変更することもあり得ます。
分割払いは、利用金額を複数回に分けて支払う方法のことで、リボ払いとは、利用残高に応じて毎月一定額を返済していく方法です。
ただし、分割払いやリボ払いを利用すれば、一度に支払う負担は軽減できますが、手数料が発生します。
その結果、最終的な支払い総額は増える点に注意が必要です。
あくまでも近日中に給与の入金があることがわかっているなど、緊急の場合の選択肢としてご認識ください。
2.公的な貸付制度などを利用する
収入が一時的に減り、クレジットカードの支払いが難しくなった場合には、公的な貸付制度や生命保険からの借入れを活用できる場合があります。たとえば、次のようなものがあります。
・緊急小口資金
・総合支援資金
・生命保険の契約者貸付
3.更にキャッシングや消費者金融を利用するのは避ける
すぐにお金を借りられる手段としてクレジットカードのキャッシングや消費者金融を利用する方法もあります。
しかし、これにはかなり注意が必要です。
キャッシングや消費者金融での借入れは金利が高く設定されている傾向があるため、返すときの負担が大きくなってしまうからです。
余計に借金額が膨らんでしまう原因となる場合が少なくありません。
返済が難しいときは、弁護士に相談しよう
1.債務整理で返済負担を軽減する
返済が難しいときは、弁護士に依頼するのが一番です。
弁護士に依頼すれば、債務整理という法的手続きによってクレジットカードの支払いを減額または免除できる場合があります。
債務整理には、主に次の3つの方法があります。
①任意整理
任意整理とは、カード会社や金融機関などの債権者と弁護士が直接交渉し、話し合いによって和解を目指す方法です。
利息を減額したり、返済計画を見直したりすることができます。
60回(5年)を超える超長期分割には基本的に応じてもらえません。あくまでも3~5年で全額の返済ができることが前提となります。
②個人再生
個人再生は、裁判所に再生計画を提出して認めてもらうことで、住宅を手元に残したまま借金を大幅に減額できる制度です。
ただし、手続は複雑で債務整理の中で最も時間や費用がかかります。
③自己破産
自己破産は、裁判所に支払い不能を申し立て、借金を免除してもらう制度です。
原則として、すべての借金の返済義務がなくなります。
弁護士は、状況に応じて最適な手続きを選ぶことができ、依頼者の返済負担を軽減することができます。
2.カード会社からの督促を止められる
債務整理の依頼を受けた弁護士は、依頼を受けるとクレジットカード会社などの債権者に受任通知を送ります。
それによって、カード会社からの催促や取り立てが停止します。
電話や郵送による督促がなくなるため、精神的負担が大きく軽減されるでしょう。
3.過払い金の確認をしてもらえる
2010年以前からクレジットカードを利用していた場合、返済しすぎて過払い金が発生している可能性があります。
過払い金が確認できれば、返還請求によって返済額の軽減や全額返済につながるケースもあります。
まとめ
クレジットカードの支払い滞納には、利用停止・遅延損害金の発生・一括請求・裁判や差し押さえ・信用情報への登録など、多くのリスクがあります。
そのため、早めに適切な対応を取ることが大切です。
ルーセント法律事務所では任意整理・自己破産などの債務整理のご相談に対応しています。ひとりで悩まず、まずはご相談ください。



