弁護士コラム

【学生の盗撮事件】退学処分は避けられない?
学校への発覚を防ぎ、未来を守るために弁護士ができること

2025.12.18

はじめに:息子の将来はどうなる?退学への不安

はじめに:息子の将来はどうなる?退学への不安

「息子が駅で盗撮をして警察に捕まった

「学校に知られたら、退学になってしまうのではないか」

 

未成年の学生やお子様が盗撮事件を起こしてしまった場合、保護者の方が最も心配されるのは、刑事処分(少年審判など)のことだけでなく、「学校生活への影響」、とりわけ「退学処分」になるかどうかではないでしょうか。

退学処分となれば、進学や就職といったお子様の将来のキャリアプランが白紙になりかねません。

結論から申し上げますと、盗撮事件を起こしたからといって、必ずしも退学になるとは限りません。しかし、学校の種類や対応、そして事件後の動き方によっては、そのリスクは非常に高くなります。

この記事では、学生が盗撮をした場合の学校処分の傾向と、退学を回避し、お子様の未来を守るために、弁護士への依頼がいかに重要であるかを解説します。

盗撮事件で「退学」になる可能性は?

学校がどのような処分を下すかは、学校の種類(公立か私立か)や校則、過去の処分事例によって大きく異なります。

私立学校の場合:リスクは高い

私立中学・高校や大学の場合、独自の建学の精神や校則に基づき、生徒への処分を決定します。

「校風を乱す行為」に対して厳格な姿勢をとる学校が多く、盗撮のような性犯罪に対しては、「即時退学」や「自主退学勧告」といった重い処分が下される可能性が高い傾向にあります。

公立学校の場合:教育的配慮が優先される傾向

公立中学・高校の場合、義務教育や教育を受ける権利の観点から、いきなり退学処分とすることは少なく、「停学(自宅謹慎)」や「特別指導」にとどまるケースも多く見られます。ただし、悪質性が高い場合や繰り返している場合は、退学相当とされることもあります。

そもそも、学校に事件はバレるのか?

学校が処分を下す前提として、そもそも「学校が事件を知るかどうか」が重要です。

  • 警察からの連絡(学校・警察連絡制度)
    多くの地域で、警察と学校の間で情報を共有する協定が結ばれています。
    逮捕された場合や、事件性が高いと判断された場合、警察から学校へ連絡が入ることがあります。
  • 長期欠席による発覚
    逮捕・勾留されて長期間家に帰れなくなると、学校を休まざるを得なくなり、そこから不審に思われて発覚するケースがあります。
  • 家庭裁判所による調査(少年事件の場合)
    少年事件では、少年審判での判断材料として普段の生活状況や就学状況について家庭裁判所の調査官が学校に対して照会を行います。照会によって、学校には事件のことが知られてしまいます。

弁護士に依頼することで「退学」を回避できる4つの理由

退学処分を回避するためには、「学校に知られないようにする」こと、そして知られたとしても「処分を軽くしてもらう」ことが必要です。

弁護士は、そのための活動を全力で行います。

理由1:早期の身柄解放で、学校への発覚を防ぐ

逮捕されて学校に行けない日が続けば、学校に怪しまれ、事件が発覚するリスクが高まります。

弁護士は、依頼を受けた直後から、検察官や裁判官に対して「逃亡の恐れはない」「両親が厳重に監督する」ことを捜査機関に伝え、逮捕の回避や、逮捕されてもすぐに釈放されるよう働きかけます。

早期に釈放されれば、学校に通い続けることができ、学校に知られずに事件を解決できる可能性が高まります。

理由2:被害者との「示談」で、事件を最小限に抑える

これが最も重要です。

弁護士が間に入り、被害者の方と早期に示談を成立させ、「被害届を取り下げてもらう」「処罰を望まない(宥恕)」という合意を得ることができれば、警察が事件を「微罪処分」として処理したり、家庭裁判所での処分が「不処分」となったりする可能性が高まります。

事件が早期に穏便に解決すれば、警察も「学校に連絡する必要まではない」と判断するケースが増え、結果として退学リスクを大幅に下げることができます。

理由3:学校に調査が入らないように働きかける

少年事件の場合は家庭裁判所の調査官が学校に対して普段の様子や成績などを照会します。

弁護士が介入することで、学校への照会なしに少年審判を進めてもらうことができる場合があります。

理由4:学校に対して、処分の軽減を交渉する

万が一、学校に事件が知られてしまった場合でも、弁護士のサポートは有効です。 学校側に対し、以下のような事情を説明し、退学ではなく、停学や指導などの軽い処分にとどめるよう意見書を提出したり、交渉したりします。

  • 被害者とは既に示談が成立し、許されていること
  • 本人が深く反省し、更生プログラムに取り組んでいること
  • 法的にも(家庭裁判所などで)重い処分にはなっていないこと
  • 退学処分は「教育的配慮」に欠け、裁量権の濫用にあたること

 

また、どうしても退学が避けられない場合でも、強制的な退学ではなく、経歴への傷が比較的浅い「自主退学」「転校」ができるよう交渉し、将来の進学・就職への道を確保します。

お子様の未来を守るために、一刻も早い相談を

お子様の未来を守るために、一刻も早い相談を

学生の盗撮事件において、退学を回避できるかどうかの勝負は、「事件発覚直後の数日間」にかかっています。

警察から学校に連絡が行く前、あるいは学校が処分を決定する前に、弁護士が動き出す必要があります。

「子どもがやったことだから、親が謝ればなんとかなる」という甘い考えは、最悪の結果を招きかねません。

ルーセント法律事務所は、宝塚市・西宮市をはじめ阪神地域において、少年事件・学生の刑事事件に豊富な経験を有しております。学校対応も含め、お子様の未来を守るために全力を尽くします。

ご相談は秘密厳守です。初回のご相談は無料ですので、学校からの連絡を待つのではなく、今すぐ私たちにご相談ください。

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