弁護士コラム

刑事事件で私選弁護人を依頼したい場合

2025.01.06
刑事事件で私選弁護人を依頼したい場合

刑事事件を起こしてしまい警察の捜査が始まった場合、弁護士なしで取り調べや捜査に応じるのは非常にリスクが高く、おすすめできません。

弁護士に相談や依頼をする方法として、刑事事件で逮捕された場合には当番弁護士の派遣を依頼することで、各地の弁護士会から無料で1回、弁護士が警察署に接見に伺います。このときに、被疑者の資産状況次第ではそのまま国選弁護人としての対応を依頼することができます。

一方、基準以上の資力を有していて国選弁護人を依頼できない場合や、自分で選んだ弁護士に対応を依頼したい場合には、私選弁護人を選任していただくことになります。

私選弁護人と国選弁護人の違いは、こちらに詳しくまとめています。一般論として、国選弁護人よりも私選弁護人の方が活動できる時期や対応できる幅が広く、勤務先における懲戒解雇が予想される場合や被害者からの損害賠償請求事件の対応が必要な場合など複雑な事情がある刑事事件においては国選弁護人の対応可能範囲を超えてしまい、結局国選弁護人とは別に弁護士への依頼が必要になるケースもあります。

以下では、私選弁護人の探し方や逮捕されたときの連絡方法をまとめています。

自分で弁護人を呼ぶ方法

警察官に「〇〇法律事務所の〇〇弁護士を呼んでほしい」と伝える

もしも逮捕されてしまったら、なるべく早く弁護士を呼ぶことが大切です。

取り調べが始まると、話したことはすべて調書に記載されます。調書に署名・捺印をしてしまえば、あとから訂正することはできません。取り調べ前に信頼できる弁護士からアドバイスをもらうことはとても大切です。

逮捕前に弁護士に相談をしていた場合、留置場の警察官に「〇〇弁護士事務所の〇〇弁護士を呼んでほしい」と伝えてください。

早期に弁護人を選任すれば、取り調べや処分の見通しについて充実したアドバイスを受けることができます。

連絡ができる弁護士がいないなら、当番弁護士の派遣を依頼する

当番弁護士制度は、逮捕された被疑者が当番として待機している弁護士を1度だけ無料で派遣してもらうことができる制度です。留置場の警察官に「当番弁護士を呼んでほしい」と伝えてください。

資産状況によっては、そのまま国選弁護人として依頼をすることができます。また、国選弁護制度を利用できない場合でも、当番弁護士にそのまま依頼をしたい場合は、当番弁護士に「このまま私選弁護士として依頼したい」と伝えることで私選弁護人を依頼することができます。

当番弁護士は誰が来るかわからず、あなたが自由に選ぶこともできません。相談をしてみて、コミュニケーションが取りづらいと感じた場合や当該事件についての経験が不足している場合は、信頼して対応を任せることのできる他の弁護士を探した方が良いかもしれません。

また、「逮捕されていない」事件(いわゆる「在宅事件」)については、当番弁護士の派遣や国選弁護人を依頼することはできません。在宅事件の場合は私選弁護人を探すようにしてください。

逮捕の可能性がある場合は、事前に弁護士に相談をしておくことが重要です

逮捕されるとスマートフォンやパソコンは使用できません。そのため、逮捕後に自分で0から弁護士を探して依頼することはできません。

罪を犯してしまった場合に、事前に弁護士を探して相談しておくことは非常に大切です。
事前に相談をすることで、逮捕される可能性がどれくらいあるのか、事件の見通しはどうなのかを予め知ることができ、もしも逮捕された場合には速やかに私選弁護人を依頼する準備を整えておくことができます。

ルーセント法律事務所では初回無料相談を受け付けています。実際に当事務所でご相談を受けている件の中には、事件化する可能性が極めて低く逮捕を心配する必要がないケースや、捜査機関が事件を知る前に被害者との示談を済ませて事件化前に解決できた事案もあります。刑事事件や逮捕について不安な方はいつでもご相談ください。

家族が私選弁護人を依頼する方法

家族が私選弁護人を呼ぶ流れ

私選弁護人は、被疑者本人以外からでも依頼可能です。特に本人が逮捕されてしまっている場合は、家族が弁護士を探して私選弁護人の依頼を進める必要があります。

具体的な相談や依頼の流れは、法律事務所ごとに異なります。当事務所の場合は、次のとおりです。

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お電話・LINE・お問い合せフォームのいずれかより、まずはご連絡ください。

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60分間の無料相談を、ご来所・お電話・Web会議システムにておこないます。

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お話を伺った上で、ご対応させていただく内容や弁護士費用をご説明します。

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ご依頼いただく場合は契約書を作成し、ご対応を開始いたします。


ご本人様が逮捕されている場合、原則としてご依頼前に警察署に弁護士が接見に伺い、ご本人様からもご事情をお伺いしています。

まとめ

まとめ

ルーセント法律事務所には刑事弁護に精通した弁護士が所属しており、これまで多数の刑事事件に対応し、示談の成立や不起訴の獲得に全力を尽くしています。

犯罪に当たる行為をしてしまって逮捕に怯えている方、ご家族が逮捕されてしまいお困りの方はご遠慮なく当事務所までご連絡ください。
当事務所の弁護士が最善の対応により事件の解決とご不安の軽減に努めます。

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