横領事件

宅配物を多数着服したとして、業務上横領罪で逮捕された事案です。公判では示談成立の事実と真摯な反省があることを中心に立証を行ったところ、懲役刑を求める検察官の意見を退け、執行猶予判決を勝ち取りました。これにより被告人は、服役することなく社会生活を続けながらの更生が可能となりました。

預かっていた被害者のキャッシュカードを使用し、ＡＴＭから不正に現金を引き出していた事案です。既に逮捕されており、警察署から検察庁への事件送致が間近に迫る中、当事務所にご依頼をいただきました。迅速な示談交渉の末、送致前に示談が成立し、刑事裁判に発展することなく不起訴により終結しました。